“旅するレストラン”として活動する「トラネコボンボン」は、料理人にして、作画家としても大人気!
とくに絵本やグッズなどに登場する猫は、独特のピースフルな世界観で熱狂的なファンを集めています。
トラネコボンボンの猫たちのまなざしで、365日を描いた前作『猫ごよみ365日』は、大人が楽しめる日めくりタイプの絵本として、多くの猫ファンの愛情に支えられ、ヒットを遂げました。
第2弾となる新刊『世界一周猫の旅』では、一年365日、空想キャットと世界のあちこちの国々を冒険してきました!
1月31日、アラスカの凍結湖で、アイスフィッシングに夢中になり、
2月22日、イギリスのオルニー村で、パンケーキ競争で猫ダッシュ。
3月2日、ザリガニシーズン到来! アメリカ・ニューオリンズでボウルパーティーを。
4月21日、ルーマニアのイースターには民族衣装でおしゃれして、
5月22日、フィリピンの世界遺産「コルディリェールの棚田群」で緑の眺めをご案内。
6月16日、アフリカ・セネガルのピンク色の湖では塩を買って帰ります。
それぞれのページには訪れた国や土地などの補足情報が添えられているので、
絵を楽しみながら文章を読むと、色々な場所に訪れたくなってきます。
高い山を登り蒼い海に潜り、昔の舟やラクダに乗り、
おいしいものを食べ、世界遺産の建物でしれっと昼寝して。
暑い国、寒い国の人や猫、時間を飛び越え、伝説のスターや稀少な動物と会ってきたり…。
私たちが生きているうちに旅ができるのは、ほんの一部でしかありません。
この本の空想キャットとの世界一周を通して、みなさんも「旅」を楽しんでいただけると嬉しいです。
猫好きの方はもちろん、プレゼントにも最適の一冊!
毎日を楽しくする一冊として、ぜひお楽しみください。
【目次抜粋】
2/5古都モスタルの橋(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、3/4ハバナ旧市街(キューバ)、3/23インダス川流域ラリーキルト(パキスタン)、4/6ハワイ島のフラ(アメリカ)、7/23アンデスのリャマ(ペルー)、9/1スイス民族祭り(スイス)、11/19台北 濱江市場(台湾)…など
【著者プロフィール】
2007年より「トラネコボンボン」主宰。料理人であり、「旅するレストラン」と称して各地で料理を提供。また独特の世界観を持つ作画家として、書籍なども製作。絵本『CAT(猫)』、『HORSE』(ともに書肆サイコロ刊)、被災地のための基金ともなっている図録『記憶のモンプチ』、近著に『猫ごよみ365日』(誠文堂新光社社刊)、『猫がいればそれだけで』(今泉忠明氏との共著、三笠書房刊)、『トラネコボンボンの空想居酒屋』(グラフィック社刊)など多数。その他、役に立たない新聞「動物新聞」の編集長でもある。
【書籍概要】
書 名:トラネコボンボンの365日 世界一周猫の旅
著 者:中西 なちお
仕 様:四六判、384ページ、仮フランス装
定 価:本体2,400円+税
配本日:2018年12月7日(金)
ISBN:978-4-416-61886-8