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トラベル ■第2445号《2007年11月17日(土)発行》  

派遣旅行会社に法令順守を要望 TCSA

 日本添乗サービス協会(TCSA、山田隆英会長)はこのほど、全57会員に文書を発信し、派遣先旅行会社へ添乗労働に関するコンプライアンスの徹底を求める行動を起こすよう呼びかけた。徹底事項は、添乗中の深夜労働への法定割増派遣料金の支払い、事前打ち合わせ、事後の精算にかかわる料金の支払いなど。TCSAは、10月末に日本旅行業協会(JATA)が派遣添乗員の待遇改善に前向きな考えを示したため、好機ととらえ、会員総力によって早期決着を実現したい考えだ。

 旅行会社に要望する添乗労働のコンプライアンス事項は、(1)添乗中の深夜労働に対する法定割増派遣料金(2)添乗前の打ち合わせ、事後の精算業務の支払い──のほか、(3)添乗中の休憩時間の取得(4)法定休日労働時間に対する付加派遣料金の支払い(5)訪問先国での法令順守──の計5つ。加えて、添乗業務や処遇の早急な改善を望む事項として、(1)添乗、打ち合わせ業務に付随するその他の業務と添乗付加業務への支払い(2)1暦日を超えた添乗業務の取り扱い(3)現金携行リスクの回避(4)宴席、酒席、二次会などでのコンパニオン代行業務強要の禁止──を挙げた。

 ここ数年、都内や大阪の労働基準監督署で、派遣添乗員の労働のあり方について派遣会社に是正勧告する動きが相次いでいる。特に、「従来、みなし労働時間制を適用する添乗業務に早朝深夜割増賃金等の概念はなじまないと業界内では言われてきた」(TCSA)なか、例えみなし労働だとしても、労働基準法第34条に定める休憩時間や深夜業、休日に関する第37条の規定は適用すべきとの見解は定まっている。

 労働問題の多発を受けてJATAは、奥山隆哉理事・事務局名で10月24日付け速報を会員各社に発出し、「旅行業界の社会的地位の向上を目指す観点からも好ましいことではない」として、派遣添乗員の待遇改善について現状の点検と真摯な検討が必要と示唆した。

 JATAの動きに呼応してTCSAは10月29日、理事会に次ぐ意思決定機関である企画運営委員会を緊急開催。今回の全会員会社による統一的な要望行動を決めた。



「秋休み」はやや期待はずれ? 空と陸の客足は思うように伸びず

 9〜10月は3連休が3回あり、行楽シーズンと重なって「旅行に出かける人も多くなりそう」(観光関係者)との期待もあったが、JRや航空系旅行会社の輸送や取り扱い実績を見ると、前年並みか若干上回る程度で推移したことが本社の調べで分かった。3連休即旅行とはいかず、やや期待外れの結果となったようだ。

 9月は敬老の日(17日)と秋分の日(23日)、10月は体育の日(8日)を中心に、土曜日を休むと3連休が3回あった。

 「おおむねは好調だった」というのはJR東日本。敬老の日の前後に東北地方で記録的な大雨が降ったことで、秋田新幹線が運休になるなどの影響は出たが、新幹線と特急列車の9月輸送実績は前年比2%増となった。

 同社は「今年は3連休が続き、列車の利用も多かったことから、さらに(観光業界が定着を目指す)『秋休み』の認知度が向上したのではないか」と話し、秋休み効果があったようだ。

 JR東海によると、東海道新幹線の旅客輸送実績は9月が前年同月比4%増、10月は1%増(10月18日時点)だった。特急列車については9月が6%増だったものの、10月は2%減に。「9月は3連休が2回あり、新幹線・在来線とも好調な実績となった。10月に関してもまずまず堅調」と言う。

 JR北海道の9月の実績は札幌都市圏では1.3%減、道内都市間で3.4%増だった。大幅増とはいかないが、昨年と比べると堅調に推移しており「旅客増加要素として、3連休は多少なりとも効果があったのでは」と話す。

 JALツアーズによると9月は前年超え、10月は前年を若干下回った。好調な方面は、募集型企画旅行では東北、中部、北陸、九州、沖縄で、「第2ブランドの『ふらり』に手ごたえがあった」という。3連休の効果については「若干はあるかもしれないが、明確には見て取れなかった」ととらえている。「夏休みは(1)旅費が高くなる(2)混んでいる(3)仕事の休みが取れない──などの理由で9月にシフトしている可能性もある」と話す。

 ANAセールスによると好調な方面は沖縄、九州で、沖縄は9月が7%増、10月が5%増。九州は9月が10%増、10月が3%増だった。売れ筋商品では沖縄の「旅ドキ沖縄」がトップ。九州に関しては「旅ドキ九州」が1番売れた。3連休効果については「大幅な伸びは見られなかった」としている。



就活本「ジョブック」を出版 KNT 

 KNTは19日、就職活動を行う学生に向けた書籍「ジョブック」を発刊する。味の素など異業種7社と協業し自費出版するもの。参画企業の仕事の様子や内容を本にまとめることで、学生に働くことへの理解を深めてもらうのが狙い。

 参画するのは、KNT、味の素のほか、帝人、花王、コクヨ、JFEスチール、伊勢丹、クレディセゾンの計8社。

 ジョブックは各社の採用担当者が制作を担当した。営業や研究、企画などの各職種に就く社員同士の座談会を収録、「仕事内容だけでなく、働くことの面白さや入社後のキャリア・ステップが理解できるようにした」と同社。

 KNTでは05年から、異業種企業と共同で新卒採用合同セミナー「ジョブスタディ」を開き、新入社員の早期離職問題解決のため、学生の就労に対する動機付けや企業選択の視野拡大を図っている。昨年のジョブスタディは35社、学生8千人が参加した。ジョブックは同セミナーの内容を補う目的で制作。セミナーに出られない学生が就活情報を得る手段ともなるようにした。

 販売価格は消費税込み500円。発行部数は1万部。ジョブスタディの会場やジョブスタディのウエブサイト上でも販売する。

 今年のジョブスタディは43社が参加し、11月19日〜来年1月30日に東京など全国4会場で開く。



JALツアーズ商品、東国原知事推薦の観光スポットなど紹介

 JALツアーズはこのほど、11、1月の羽田〜宮崎便の増便を記念した旅行商品「こんね!宮崎」を発売した。宿泊施設を選べる個人型商品と添乗員同行の団体型旅行を設定。商品では、東国原英夫・宮崎県知事がすすめる観光スポットやグルメ情報を紹介する。販売目標は500人。

 個人型商品は2日間と3日間を設定した。いずれもレンタカーが付く。宮崎市内泊の朝食付きプランと朝夕食付きプランの全12プラン。11、1月の増便を利用する増便スペシャルコースの場合、JALオリジナル「そのまんまくんイラスト入り携帯ストラップ」をプレゼントする。

 設定期間は1日から来年3月31日出発まで。出発地は東京のみ。旅行代金は増便スペシャル・レンタカーコースの場合、2万7800〜10万3800円。

 添乗員同行の「話題の宮崎満喫3日間」は来年1月出発の4本限定で設定した。話題の宮崎県庁のほか、ボランティアガイドの案内付きで西都原古墳などをまわる。旅行代金は3日間6食付きで4万9800円から。



主要旅行業63社の9月実績

 国土交通省がこのほど発表した今年9月の主要旅行業者63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比5.1%増の6205億7439万円となった。国内旅行は7.2%増の3527億6024万円で、8月に続き好調だった。

 国内旅行は、「イベント関係の団体旅行、募集型企画旅行が全方面で好調」(観光事業課)。JTBグループが16.3%増と2ケタの伸びを示した。近畿日本ツーリストが0.7%増、日本旅行が0.6%増と微増。このほかANAセールス9.3%増、阪急交通社2.6%増、JALツアーズ4.6%増だった。

 海外旅行は、1.8%増の2615億6714万円。このうちトップツアーは9.8%増と好調。JTBグループは2.3%増。

 外国人旅行は、44.8%増の62億4701万円と大きく伸ばした。「大型イベントの取り扱いなどが好影響」(同)。

 旅行商品ブランド取扱額は、国内旅行は8.2%増の915億9012万円、海外旅行は5.0%増の783億3478万円、外国人旅行は65.4%増の3億2735万円。

 取扱人数では、国内旅行が10.4%増の351万8442人、海外旅行が4.0%増の45万4255人、外国人旅行が30.4%増の1万8068人だった。
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