全修協HPコンクール、文部科学大臣賞に兵庫の小野高校 |
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受賞者らの記念撮影(後列右端は全修協の岩鍚理事長) |
全国修学旅行研究協会(全修協、岩鍚正司理事長)は14日、東京のアルカディア市ヶ谷で第13回修学旅行ホームページコンクールの表彰式を開いた。大賞の文部科学大臣賞は兵庫県立小野高等学校が受賞。賞状と副賞のトロフィーが贈られた。
コンクールは全国の小、中、高等学校を対象に、自校の修学旅行に関わるホームページ作品を募集し、学習内容やインターネットの活用方法について優れた事例を表彰するもの。今回は全国から313校(小学校86、中学校105、高等学校122)が応募。旅行、教育関係者、本紙などマスコミ関係者らの審査委員が採点し、各賞を決定した。
大臣賞を受賞した小野高等学校は、沖縄・宮古島へ3泊4日の修学旅行を実施。農家での農業、民泊や海岸清掃、工芸品の製作体験、ダイビングなどのマリンスポーツを行い、現地の情報は可能な限りリアルタイムで学校に報告し、ホームページにアップした。
審査委員は「現地の人たちとのふれあいが多く、体験活動に工夫がみられる」「農業体験の感想が生徒の目でしっかりとつづられている」「ホームページの構成が見やすく、完成度が高い」などと評価。
同校の花房潔・主幹教諭は「地域では沖縄への修学旅行を多く実施しており、何か違う形のものをと、工夫して取り組んだ。昨年も入選させていただいたが、今年はよりよい賞をいただき非常にうれしい」と語った。
同校以外の受賞校は次の通り。
優秀賞・小学校部門=太宰府市立太宰府小学校(福岡県)▽同・中学校部門=奈良市立富雄南中学校(奈良県)▽同・高等学校部門=該当なし▽入選=京都市立修学院第二小学校(京都府)、浜松市立佐鳴台中学校(静岡県)、京都市立西院中学校(京都府)、神奈川県立海老名高等学校(神奈川県)
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観光庁長官が会見、「東北への外客誘致はまだ努力が必要」 |
観光庁の久保成人長官は19日記者会見し、2月の訪日外客数が2ケタ増となったことについて、「引き続き好調」との認識を示した。また、東北地方のインバウンドについて触れ、「東日本大震災前の水準に回復していない。まだまだ努力が必要だ」と述べ、海外のマスコミや旅行会社の積極的な招請など「正攻法を地道に続けていく」と強調した。
中国は1〜2月累計で前年同期比71.1%増と大きく伸びているが、要因の一つに中国からの船旅を挙げた。「クルーズ船による日本への寄港が1、2月に7便あった。推計で1万4600人の中国人が日本に来た。これは昨年冬にはなかったこと」という。
韓国は2月はマイナスとなったものの、「1〜2月累計では3.9%増加しており、そこそこ回復基調にあるのでは」と述べた。
東北については、2013年の延べ外国人宿泊者数が27万4千人泊となり、前年比17.8%増となったことを挙げながらも「10年は50万人泊を超えていた。回復の兆しはあるが、まだまだ」として、引き続き誘致施策を展開するとした。
一方、4月からの消費税増税の観光業への影響では「どういう形で、どういった表れ方をするのか注視したい」と述べるにとどめた。 |
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