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いらっしゃいませ！　　第2871号≪2016年12月3日（土）発行≫掲載
　
第887回「よその旅館ホテル」

梅川荘（栃木県・塩原温泉）
若色 潤さん

──セールスポイントは。

　「料理と温泉、そして家族的な雰囲気です。特に、料理は板前3人が丹精込めて作っています。地元で採れた食材を丁寧に調理し、有田焼の器で出しています。メニューの文字は色分けし、那須塩原産は赤色、県内産は青色といった具合で、一目で分かるようにしています」

　「今の時期はプレミアム感のある『八汐鱒』のお造りがお勧めです。また、とちぎ和牛も人気ですね。皆さん『おいしい』と言ってくれ、料理目当てでリピーターになってくれるお客さまもいます。原則部屋出しです。朝食は広間で食べていただきますが、ご要望があれば朝も部屋出しに対応します。また、朝食を弁当にして持ち帰っていただくことも可能です」

──温泉は。

　「メタ系酸が豊富で、肌がツルツルになる美肌の湯です。露天風呂もありますが、人気は貸し切り風呂ですね。料金は50分で税込み1728円です。ご家族やカップルはもちろん、高齢で介添えが必要な方にはとても喜ばれています」

──土地柄、首都圏客が多いですか。

　「季節によって異なりますね。夏は東京や埼玉などから来る方が多いですが、紅葉の時期は県内客、忘年会・新年会シーズンは近場の方の利用が多いですね」

──リニューアルの計画などは。

　「最近は座椅子が苦手というお客さまが増えており、快適に過ごしてもらうために宴会場をテーブルと椅子席にしようかと計画しています。また、ベッドを備え付けた和洋室は現在１室のみですが、もっと増やそうかとも思っています」

【15室、1泊2食1万1880円（税込み、平日）】　


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