​Klook、従業員向け海外ワーケーションプログラム導入


 ​Klookは18日、従業員向け海外ワーケーションプログラムをグローバルで導入すると発表した。

旅行・レジャーのeコマースプラットフォーム「Klook(クルック)」(以下、当社)は、5月18日、従業員が世界中どこでも旅行と仕事ができるようにする新しいワーケーションプログラムの導入をお知らせいたします。海外旅行が本格的に復活しつつある中、この先進的な取り組みは、2年間の閉塞期間を経て、当社の従業員に世界を飛び回ることを推奨しています。仕事と余暇を組み合わせたワーケーションプログラムにより、従業員は余暇の時間を使って旅先で現地の文化に浸ることが可能です。また、年次休暇を利用せずに最長30営業日の間、世界中どこでも働くことが可能です。

<概要>

  • Klookの従業員が最長で30日間、世界中どこでも働くことが可能に
  • 導入背景に、アジア太平洋地域の旅行者が長期滞在と一点集中型の旅行を求める「リベンジ旅行」の傾向

「多くの企業が、在宅勤務とオフィス勤務のハイブリッド型勤務スタイルを模索しています。しかし、Klookではデスクに縛られてブランドを構築するのではなく、世界を探索し、あらゆる場所でインスピレーションを求めることによって、それを実現しています。私たちは最大の旅行支持者であり、だからこそ、Klookメンバーが世界のどこででも旅行しながら仕事ができるようにするワーケーションプログラムを発表できることを嬉しく思っています。過去2年間に多くの人が逃した世界を旅する喜びを、私たち自ら、再び体験することができます。」と、当社のピープル&カルチャー担当バイスプレジデントのキャリー・シェックは述べています。

多くのビジネスパーソン、特にミレニアル世代は、ここ数年でリモートワークにすっかり慣れ、ウェルビーイングのためにより休息を求めるようになりました。Klookの社内データによると、海外旅行の2022年4月の予約は同年2月に比べて3倍となっています。これは、海外旅行が再び脚光を浴びるようになり、旅行熱が高まっていることを示しています。海外旅行市場はシンガポールが牽引し、韓国とフィリピンが僅差で続いています。こうした地域のユーザーの旅行先としては、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、ニュージーランド、タイ、イギリスなども注目されています。

急増するワーケーションのトレンドに伴い、Googleの2021年の調査では、アジア太平洋地域で2019年から旅行平均滞在日数が3日半から5日(回答者の85%)と大幅に伸び、旅行者の4人に1人が2週間以上の滞在を計画していることが明らかになりました。また、旅行者は一点集中型で、パンデミック前のように東南アジアの複数の国を旅行することは望んでいません(*1)。さらに、2021年の調査では、頻繁に旅行する人は、全く旅行しない人よりも自分の人生に満足していることが明らかになりました(*2)。

(*1) KNOW THE ENDEMIC TRAVELLER: LONGER STAYS, HYPER FOCUSED, HIGHER SPENDING, WEbinTravel, Oct. 2021, Carrine Wan:
https://www.webintravel.com/know-the-endemic-traveller-longer-stays-hyper-focused-higher-spending/

(*2) Would You Be More Satisfied with Your Life If You Travel More Frequently? Tourism Analysis Vol 26, No.1, 2021, Chen, Chun-Chu; Zou, Suiwen (Sharon); Petrick, James F.:
https://www.ingentaconnect.com/content/cog/ta/2021/00000026/00000001/art00006;jsessionid=yd5t63m2rmlm.x-ic-live-01

 

 

 
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