JR西日本の観光列車「あめつち」が貸し切り団体臨時列車として島根県の石見地方で初めて運行される。同列車に乗車する旅行商品を日本旅行が販売する。
運行日は3月20、21日。運行区間は山陰本線の下りが出雲市―浜田間、上りが益田―大田市間。
旅行商品は新大阪、広島、博多など発着の1泊2日。有福温泉で入浴と石見神楽の鑑賞、石見銀山で銀貨幣と銀鉱石に直接触れる体験、三瓶小豆原埋没林公園で開館前の特別貸し切りガイドツアー―などを盛り込んだ。
あめつち車内では石見の特産品が当たるじゃんけん大会、石見の菓子セットのサービス、石見の地酒の試飲などの特典を用意。大田市、江津、浜田など停車駅でも特産品の振る舞いなどを行う。
石見観光振興協議会、島根県が協力。ツアーは1月下旬の発売で、新大阪発着が3万円前後を予定。
あめつちは山陰本線の鳥取―出雲市間を運行する観光列車。山陰の空と海を表現した紺碧色の外観、木材や和紙など山陰の素材を生かした内装が特徴。