徳島県観光協会は10月4日から来年4月まで、「とくしま・INAKA博覧会」を開く。県内市町村の観光によるユニークなまちづくり事業や地域の観光素材を紹介し、地域会場である市町村でイベントを行うほか、体験型観光のプログラムも実施する。
10月4、5日には県立産業観光交流センター(アスティ徳島)でオープニングイベントを開催。阿波踊り、阿波人形浄瑠璃などが見られる伝統芸能フェアのほか、徳島四大麺、徳島バーガーなどが食べられるグルメフェア、物産品の展示販売などを行う。
市町村イベントは三好市の「祖谷平家まつり」、美波町の「伊勢エビまつり」を皮切りに、毎月、各市町村主催のイベントを予定。
体験型観光については農業体験やシーカヤック、サーフィンなどが体験できる南阿波よくばり体験推進協議会のグリーン・ブルーツーリズム、地元の食材を使ったマクロビオティック料理の「キレイのさと美郷」(ヘルスツーリズム)、上板町技の館周辺での藍染め、和三盆糖作り体験(産業観光)などを行う。
期間中の特別イベントとしては「四国霊場・発心の道場のお試し歩き遍路」などがある。四国霊場1番札所から6番札所間の平地を歩く入門コースと山道を歩くチャレンジコースの2コースを設定する。