UBMメディアは10〜12日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「ダイエット&ビューティーフェア」と、同時開催の「スパ・ジャパン」の入場者が昨年を約800人上回る2万5370人に達した、と発表した。「温泉、医療、ツーリズム関係者の来場が増え、成功裏に終了した」と同社。
両展示会は、美容、健康、スパ、ウエルネス関連の国内外321社(548小間)が一堂に集結し、最新の商材、技術を紹介するもの。10日にはスパ関係者が集結する業界初の「100人会議」や、日本のベストスパを決定する「クリスタル アワードジャパン」の授賞式などが開かれた。
今回は、新商品や新規出展社を対象にフレッシュな企業、商品を一堂に集めた「ホットプロダクツゾーン」、マレーシアのヘルスケアトラベルカウンシルなどが出展した「ヘルスツーリズムゾーン」などを新設し、注目を集めたほか、多種多彩なイベント、セミナーを開催。全44講座には2千人を超える来場があった。特に、日本温泉気候物理医学会理事長の猪熊茂子氏やフランス温泉施設評議会理事長のティエリー・デュボワ氏らの特別講座が盛況だった。
来年は、9月9日〜11日の開催を予定。出展社数400社(700小間)、2万7千人の来場を見込んでいる。
多くの来場者でにぎわったスパ・ジャパンの会場