日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は1月17日、「ダボス・ジャパンナイト2024」で日本食・食文化の魅力をPRした。
このたび、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」のサイドイベントとして1月17日に当地Central Sport Hotel Davosで開催された「ジャパンナイト2024」において、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、約450人の出席者に対し、和牛やブリ・ホタテ、日本茶、日本産青果物ジュースなど日本産の農林水産物・食品を活かした日本食や日本産酒類の提供を通じて日本の食文化とその魅力を発信いたしました。
ダボス会議は、世界各国から著名な経営者や政治家、学識者が集う貴重な機会です。この機を捉え、東欧から招へいした職人による正統派の寿司をはじめ、日本から派遣した和食料理人による伝統的な日本食メニューを提供しました。具体的には、健康志向の高まりを受けて近年注目される、日本産の糀や甘酒を使用した和牛料理や、ベジタリアンやビーガンの方にも安心して食べていただけるこんにゃく料理、米菓など、日本の多様な食文化を楽しんでいただきました。
本イベントには河野太郎デジタル大臣も参加しました。河野大臣は、会場に2025年開催予定の日本万博博覧会の関連グッズが展示されていたことから、「大阪万博が2025年に開催されます。皆さんと大阪でお会いできることを楽しみにしています」と、世界中から来場したゲストに対して呼びかけました。また、寿司や和牛料理はもちろん、野菜寿司などの、ベジタリアンやビーガンの方にも楽しんでいただける料理にも関心を寄せ、海外の人に日本の多様な食文化に興味を持っていただくことによる、インバウンド需要への期待も述べられました。さらに、会場を訪れた世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長からは、日本の更なる飛躍を願うスピーチをいただいたほか、「日本の酒も寿司も大好きだ」とのコメントもいただき、会場は大いに盛り上がりました。
出席者は、日本産食材で作られたメニューや日本産酒類に舌鼓を打ち、「日本食は見た目も味もやはり素晴らしい。寿司や和牛は前から好きだったが、初めて食べたこんにゃくもとてもおいしかった」「ジャパニーズウイスキーはもちろんだが、日本酒の味わいも好きだ。世界的に日本の酒は人気を博しているので、このような世界中の人が集まる場で、もっと魅力を発信してほしい」とのコメントも聞かれました。
ダボス市内の食料品店では、日本産和牛などの日本の食材が既に販売されています。JFOODOは、今後も国際会議等の場を通じて、日本食・食文化の更なる普及と魅力の発信に取り組んで参ります。