大阪府、大阪市、大阪観光局、JR西日本は1日、「トラベルサービスセンター新大阪」をJR新大阪駅に開設した。JR大阪駅に続き府内2カ所目。観光案内や旅行に関する各種相談対応、チケット販売を多言語で行う。
開業式典で大阪府の吉村洋文知事は「世界中から大阪、関西を訪れる旅行者が増えている状況。新大阪に関西の魅力を発信する拠点ができてうれしく思う。多くの旅行者に利用してもらいたい」、大阪市の松井一郎市長は「インバウンドのニーズが団体から個人へ変わり、リピーターも増えている。(大阪を)日本を移動する拠点にしてほしい」とあいさつ。
大阪観光局の溝畑宏理事長、JR西日本の来島達夫社長も「大阪は住んでよし、働いてよし、来てよしの世界最高水準の国際観光都市を目指す」「インバウンドの旅行者が困らないよう、もてなしと努力を続けていくことがわれわれの責務だ」とそれぞれ述べた。
営業は午前8時から午後10時までで、年中無休。英語、中国語、韓国語、日本語の各言語で対応する。
開業式典でのテープカット