2018年5月、大分県別府市で「世界温泉地サミット」が開催されることが分かった。世界各国の温泉資源を有する地域の代表と、国内の温泉地の自治体トップらが一堂に介し、温泉を活用した観光、医療・健康、エネルギー問題などをテーマに話し合う世界初の温泉国際会議となる。
主催は大分県で、環境、経済産業、外務、観光の各省庁が協力する予定。5月25~27日、別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)を会場に開催される。国内外合わせ、500人の参加者を見込んでいる。
25日はレセプション、26日は基調講演や各国代表らによる温泉をテーマにした講演のほか、分科会で観光や医療・エネルギー問題などについて議論する。27日はエクスカーションにあてる。
19年のラグビーW杯日本大会、20年の東京五輪・パラリンピックを見据え、「おんせん県おおいた」を内外にアピールし、観光客増に結び付ける考えだ。