「廻転鮨 銀座おのでら大阪店」が9日、大阪市中央区西心斎橋にオープンした。「銀座から世界へ」をコンセプトに、すしや天ぷらなど伝統の日本食を世界に伝えることを目指す。
銀座おのでらは世界5地域13店舗に広がり、一部店舗でミシュランガイドの星を獲得している。年初1月5日に行われる恒例の豊洲市場新春マグロ初競りでは、同社グループが4年連続通算5回、一番マグロを落札し、国内外の店舗で提供していることでも知られる。
同業態は回らない回転ずしとして、2021年10月に「廻転鮨 銀座おのでら本店」を東京の表参道に、昨年7月は関西初出店として京都にオープン。今回、国内、海外からの観光客も多い心斎橋エリアに国内3号店をオープンとなった。
グランドメニューでは、豊洲市場新春マグロ初競り一番マグロ落札を共同で行っている豊洲仲卸「やま幸」の本マグロを用意。ひと手間にこだわる江戸前ずしには欠かせない自家製煮穴子、自家製小肌のほか、大阪ならではの一品もある。本格的な江戸前ずしを割安な価格で大阪で味わえるようになる。
高級感のある内装でステージ型のオープンキッチンと大型水槽を設置。回転ずしのレーンを置かない。カウンター席、ボックス席のほか、三つの個室がある。個室は3室を1室にして利用することも可能。
1時間に1回程度、水槽から魚をすくったり、すしネタの紹介などを行うパフォーマンスも実施される。
すしネタを紹介するパフォーマンスも行う