全旅連は4月18日、盛山正仁文部科学相に「修学旅行を受け入れる宿泊施設への配慮のお願い」と題した要望書を提出した。修学旅行を受け入れる宿泊施設について、昨今の物価高により「受け入れれば受け入れるほど経営が悪化してしまうケースが生じている」として、施設への補助などを求めた。
修学旅行は実施の2~3年前に旅行会社を通じて単価を設定する商慣習となっている。しかし、昨今の物価高により、設定された単価では経営に悪影響を及ぼすという。
要望書では、「学校教育に協力するという観点から、より単価の高い国内外の観光需要を断り、あえて修学旅行のために部屋を確保している宿泊施設が多数存在する」と指摘。
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