5月30日、著作権協会国際連合(CISAC)総会が東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で開催された。日本での開催は35年ぶり。
冒頭、ホスト国代表として安倍晋三首相が登壇してあいさつ。「現在、音楽を始めとする著作物の世界にもデジタル化の波が押し寄せている。クリエイターの皆さんには、常に新しい時代の潮流を先取りし、多様な活動を展開することが求められている。クリエイターの創作活動を支える基盤であるCISACの役割に大いに期待したい」と活動への期待を述べた。
CISACは、1926年に著作権の国際間の保護、著作権制度の調和、創作者の利益の増進などを目的として設立された非営利、民間の国際組織。世界最大の著作権管理団体のネットワークとして、日本からは日本著作権協会(JASRAC)が1960年、日本美術著作権機構(APG)が1999年、日本美術著作権協会(JASPAR)が2012年にそれぞれ加盟している。
安倍首相