国土交通省は今年6月の国土交通月例経済を発表した。主な動向は次の通り。
【鉄道旅客輸送】
JR旅客6社の輸送実績は、前年同月比2.8%増の7億5329万4千人。このうち新幹線旅客(3社)は5.3%増の2226万8千人で、前年同月比で9カ月連続の増加。一方、民鉄の合計は2.9%増の11億8346万2千人だった。
【航空旅客輸送】
国内線9社は、1.2%減の753万3千人。このうち幹線は1.5%減の300万人、ローカル線は1.0%減の453万3千人。一方、国際線(3社)は0.1%増の144万7千人だった。7月の速報値は、国内線が4.6%減の772万5千人で4カ月連続のマイナス。このうち幹線が2.5%減の311万6千人、ローカル線は6.0%減の460万9千人。一方、国際線は、1.7%増の155万2千人で、2カ月連続のプラスだった。
【フェリー輸送】
長距離フェリー21航路の全旅客数は、3.4%増の20万4千人。
【出入国】
出国日本人数は、3.3%減の137万9千人。7月の速報値は0.2%減の144万5千人で、3カ月連続のマイナス。訪日外客数は、13.5%増の63万2千人。7月の速報値は15.4%増の80万9千人。
【ホテル】
東京都内主要15ホテルの客室稼働率は、2.4ポイント減の71.6%。7月の速報値は0.6ポイント減の72.5%で13カ月連続の減少だった。