「北海道遺産」と「シーニックバイウェイ北海道」のルートを生かした観光プランを選ぶ「大好きHOKKAIDO!観光プラン大賞」の実行委員会は15日、入賞プラン6点を発表した。グランプリには千葉元さん(北海道標津町)の「北海道遺産『サケの文化』代表地標津・秋鮭物語ツアー『見る・触れる・食す』」が選ばれた。
入賞プランは、1月から3月に集まった118点から審査委員会(審査委員長=石森秀三・北海道大学観光学高等研究センター長)が選んだ。
グランプリに輝いた「サケの文化」は、秋鮭のそ上風景や加工場の見学のほか、加工体験などを盛り込んだ。食育ツアーとしての可能性やプランとしての実現性の高さが評価された。
同実行委員会では今年度中に旅行会社と提携し、入賞プランを商品として造成、販売する予定。そのほか「入選作の商品化を希望する会社などがあれば、プランの提供を行う」という。
同大賞は、地域による魅力的な観光提案を誘発することを狙い、北海道遺産構想推進協議会とシーニックバイウェイ支援センターが共同で開催。
実行委員会では9月1日から08年1月31日まで、「第2回大好きHOKKAIDO!観光プラン大賞」のプランを募集する予定だ。