大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(実行委員長=長田進・慶應義塾大学経済学部教授、事務局=JTB総合研究所、三菱総合研究所)は4月26日、「大学生観光まちづくりコンテスト2018」に参加する大学生チームの募集を開始した。
参加チームは、「茨城」「北陸」「多摩川」「長崎国境利用」の4ステージから選択し、それぞれの対象地域に関するテーマに基づいた観光まちづくりプランを約2カ月かけて作成する。コンテストは今年で8回目。
テーマは、茨城ステージ(茨城県全域)が「魅力度最下位脱出に向けた観光まちづくり」、北陸ステージ(富山、石川、福井)が「北陸の文化振興を促す観光まちづくり」「北陸ならではの資源を活かした観光まちづくり」、多摩川ステージ(多摩川沿川自治体)が「多摩川の資源を活かした観光まちづくり」、長崎県国境離島ステージ(対馬市、壱岐市、五島市、小値賀町、新上五島町)が「『しま』ならではの観光まちづくり」「島がうるおう観光まちづくり」。
各ステージで、観光庁長官賞受賞1チーム、優秀賞2チーム、審査員特別賞を選ぶ。優秀なプランについては、JTBグループや自治体、地域企業などが商品化やプロジェクト化を検討する。
実際に地域を訪れてフィールドワークを行い、地域の経済や雇用に貢献できるプランを作成する必要があることから、学生や教職員にとって実践的な教育の場となる。
参加は無料。コンテストのホームページから6月14日までにエントリーする。