山梨県の富士河口湖町観光連盟は2月19~23日、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ富士北麓地域全体の観光業を支援するため、新たな観光イベント「富士山の日クイズフェスティバル」=写真=を開催する。
富士山の日(2月23日)を契機に、「新しい生活様式、新しい観光形態を意識しながら、冬季の観光需要の開拓とイメージ向上を図る」という。
フェスティバルは、(1)富士山クイズライブ(2月23日)(2)富士河口湖クイズラリー(2月19~23日)(3)よしもと芸人と行く富士急クイズ列車(2月20~23日)―で構成する。
(1)は勝山ふれあいセンターで開催。リアルとオンラインで行い、リアルは100人程度、オンラインは定員制限を設けない。富士山マニアでなくても楽しめる内容で、中には商品やクーポンがもらえる問題も。イベント終了後はクーポンを使って町内の観光スポットや飲食店を巡ってもらう。
会場にはココリコ遠藤やレイザーラモン、尼神インターなど吉本の芸人も出演する予定。問い合わせはTEL0555(28)5177。
同連盟の山下茂代表理事は「コロナ禍の長期化により、行政の各種支援が見込めなくなる未来を視野に入れた時、新たな事業の開発や既存事業の再構築など、より攻撃的に取り組むことが必要。イベント開催に非難の声もあるかと思うが、万全の対策を講じた上で、勇気をもって取り組んでいく」とコメントしている。