山口市の湯田温泉旅館協同組合は、温泉地の新キャラクター「ゆう太」(写真左)の“恋人”(同右)の名称を募集している。採用者には湯田温泉の宿泊優待券3万円分を贈る。
「ゆう太」は湯田温泉の復活300年を記念して今年登場させた白きつねのキャラクター。白きつねが見つけたという伝説が残る湯田温泉だが、1707年の富士山大噴火と時を同じくして温泉が枯渇。しかし、3年後の1710年に突然温泉が湧出するようになったという。今年は温泉が復活してから300年目の節目となり、温泉街の5カ所の足湯のうち3カ所に100輪の薔薇(バラ)を浮かべる「薔薇の足湯」をオープンするなど、記念の企画を行っている。
新キャラクターも記念の取り組みの一環。旅館・ホテルのロビーに突然登場するなどして、宿泊客の子どもたちを喜ばせているが、このほど、その恋人が出現。しかし、まだ名前が付いていないことから、公募することとなった。
応募は6月30日(当日消印有効)まで葉書で受け付けている。採用になった名前が応募多数の場合は抽選で当選者1人を決める。応募先は〒753—0056 山口市湯田温泉5—2—20、湯田温泉旅館協同組合。