岡本厚会長
日本旅館協会関西支部連合会は10月20日、大阪コロナホテル（大阪市東淀川区）で令和3年度第2回理事会を開いた。岡本厚会長（不死王閣）は「役員間でＬＩＮＥグループを作成し、情報共有している。会員間でもグループを作成することで、情報を提供、交換し、会員旅館を守っていきたい」と、コロナ禍の厳しい状況における共助の必要性を強調した。
岡本会長はまた、「大阪市内、京都市内の旅館・ホテルの料金が非常に下がっており、苦しい状況。各地で県民割がスタートしたが、大阪府下では定率でできないかと府に提案している」と述べた。
議事では上半期の本部と関西支部連合会の委員会活動報告、中間収支報告、新規加盟協賛事業者紹介が行われた。
理事会終了後は、講演会「不便な旅館はオモシロイ？！」を開催。講師に京都先端科学大学の川上浩司教授と、テレビのコメンテーターなどで活躍するＡＣＡＤＥＭＩＣ ＶＩＳＩＯＮ合同会社の越前屋俵太代表を招き、「不便益」について学んだ。不便益とは「不便ゆえに得たメリット」。会員から意見を聞きながら、旅館の不便益について意見を交わした。
岡本厚会長
