日本旅行業協会(JATA)の髙橋広行会長は10日、新春記者会見を東京都千代田区のJATA本部で行った。2024年は「旅行業界の完全復活元年」と位置付け、「海外旅行の復活」と「旅行業界が目指すツーリズム」の2点に取り組む考えを示した。
海外旅行の復活について髙橋会長は「国際交流は貿易と同様に、双方向のバランスの取れた交流があって初めて持続化可能な発展をもたらさせる」と強調。日米観光交流年や日・トルコ外交関係樹立100周年、パリ五輪などの好機を生かし、「プロモーション活動をより一層強化し、国内旅行、訪日インバウンドとともに三位一体のバランスの取れたツーリズムの復活を早急に実現したい」と述べた。
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