内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の3月分を公表した。景気の現状判断DIは前月比1.3ポイント増の53.3と2カ月連続で上昇。家計動向関連のうち、サービス関連、飲食関連、住宅関連が上昇。小売関連が前月並みだった。家計動向関連以外の企業動向関連、雇用関連も上昇した。観光関係者から「マスク着用ルールの緩和で旅行への機運が高まる」などの声が上がっている。
調査は地域の景気を観察できる業種の人々に、3カ月前と比較した景気の現状と2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの(季節調整値)。
現状DIはサービス関連が前月比1.3ポイント増の57.9。飲食関連が同2.3ポイント増の62.3。小売関連は51.3と前月並みだった。
先行きDIは全てが上昇した。
景気判断理由について主な回答は次の通り。
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