全国の小規模高級旅館、オーベルジュで組織する「日本 味の宿」は5日、東京都港区の東京アメリカンクラブで、設立10周年の記念シンポジウムを開催した。
「人はなぜ旅をするのか」をテーマに、味の宿顧問の柏井壽、放送作家で湯道初代家元の小山薫堂、ディスカバージャパン統括編集長の高橋俊宏、神姫バス社長の長尾真、船舶投資ファンドを運営するアンカー・シップ・パートナーズ社長の篠哲郎―の各氏が、新型コロナ禍による影響とアフターコロナ下の旅の行方について意見を述べた。
高橋氏は「コロナ禍で海外旅行に行けない中、国内に対する気付きがあり、(多くの人が)日本には素晴らしい場所がたくさんあることが分かった」と述べた。
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