韓国観光公社(KTO)東京支社は11月24日、日韓クルーズの再開に向けて意見を交わす「韓国クルーズ観光懇談会」を東京都千代田区の赤坂プリンス クラシックハウスで開いた。国内外のクルーズ船社や旅行会社など約50人が参加。KTOの鄭辰洙東京支社長は「韓国とシンガポール間ではトラベルバブルが始まった。日韓間でも実現し、来春にはクルーズ運航の再開、来秋には皆さんを韓国に招待できるような状況が作れれば」と日韓クルーズ再開に向けての協力を呼び掛けた。
懇談会では冒頭、鄭支社長がクルーズ再開への取り組みを紹介。来年1月に日本旅行業協会(JATA)と連携し、韓国に視察団を派遣する方針を述べた。自身の任期についても言及。「今年末で満3年となり韓国に帰任する予定だったが、1年延長となった。コロナ禍で難しい状況にあるが、日韓の連携をより一層を深め、早期での観光往来再開を目指す」と話した。
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