水の都、大阪の復興をめざすシンボルイベント「水都大阪2009」が22日、開幕した。主催は水都大阪2009実行委員会(国土交通省、大阪府、大阪市、経済団体などで構成)。大阪市の中心部を囲む大川など「水の回廊」でクルーズ船が運航されるほか、中之島地区など市内各地で体験型イベントが行われる。カフェの開設や水辺のライトアップもある。期間は10月12日まで。
中之島公園特設エリアでのオープニングセレモニーには、新型インフルエンザによる影響を払しょくしようと、平松邦夫・大阪市長(実行委員会会長)をはじめ、門川大作・京都市長、木原敬介・堺市長、矢田立郎・神戸市長が出席。関西の政令指定都市の市長が一丸となって、関西の「元気」をアピール。関西4政令市の市長が開幕宣言を行った後、ファンファーレとともにバルーンを天に放った。
実行委会長の平松大阪市長は「水都大阪では、リニューアルした中之島公園、水の回廊を巡るクルーズ、ライトアップで変化する景色を楽しんでもらいたい。大阪をはじめ、京都、神戸、堺に来ていただきたい」と述べ、国内外からの訪問を呼びかけた。
オープニングの式典