「源泉かけ流し全国温泉サミットin湯田川温泉」が6月20日、山形県鶴岡市の湯田川温泉で開かれた。21日までの2日間にわたり、全国の温泉地の旅館経営者らが温泉と健康に関する知識を深め合い、温泉街の振興策について話し合った。
北海道から九州までの19の温泉地から約95人が参加した。
13回目となる今回のサミットのテーマは、「健康・食・温泉」。日本源泉かけ流し温泉協会(伊東義文会長)と湯田川温泉旅館協同組合(大滝研一郎理事長)が共催で開催した。県では初めてとなる。
交流会に先立ち、松田忠徳・同協会名誉会長が、国際的な温泉の知見をもとに「温泉はなぜ体にいいのか」と題し講演。その後の交流会で、大滝理事長が「湯量豊富で新鮮な温泉利用に努める」「源泉かけ流しに誇りを持つ」などと立会人に「かけ流し宣言」を行った。
2日目は、グループに分かれ、それぞれの温泉地が抱える課題と解決策を発表した。なお、協会によると加盟地域や加盟宿を募集している。