観光庁は1月12日、「特別な体験等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」の公募を開始した。地方公共団体やDMO、民間事業者などが実施する、早朝・夜間イベントや未公開エリアの限定公開といった、期間限定の特別な体験コンテンツ・イベントの創出などを支援するもの。
応募は「インバウンド規模3000名以上の体験コンテンツ・イベント」、または「一般的なものよりも単価が3倍以上になる高付加価値化の取り組み」のいずれかの条件を満たす必要がある。また、地方で実施されるコンテンツについては、付加価値が極めて高く地域の目玉となるコンテンツを認定する「地方プレミアム体験コンテンツ」の審査を希望することもできる。
補助率は、国や地方公共団体が所管する事業に対しては最大8000万円。民間事業者については「インバウンド規模3000名以上の体験コンテンツ・イベント等支援事業」が1500万円までを定額とし、1500万円超から6000万円までは1/2で、最大3750万円を補助する。高付加価値化の取り組みを支援する「高付加価値化支援事業」は1000万円までが定額で、1000万円超から3000万円までは1/2。最大2000万円を補助する。
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