大阪・夢洲のIR区域整備計画の認定を前に、首相を本部長とするIR推進本部の会合が14日、首相官邸で開かれた。岸田文雄首相は、会合の議論を受けて次のように述べた。
「IRは、国内外から多くの観光客を呼び込むものとして、わが国が観光立国を推進する上で重要な取り組みだ。大阪のIRについては、2025年の大阪・関西万博の開催後の関西圏の発展やわが国の成長に寄与するとともに、日本の魅力を世界に発信する観光拠点となることが期待されている。今後、開業に向けて、IR整備法に基づき、カジノ免許の審査などが行われる予定だ。IR推進の取り組みが、観光先進国の実現に向けて効果的なものとなるよう、引き続きIR整備法に基づく手続きを適切に進めるとともに、関係機関において依存防止対策も含めた環境整備に取り組むようお願いする」
IR推進本部の会合で発言する岸田首相(左)=画像・官邸ホームページから