日本旅館協会関西支部連合会は1月30日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で第3回常任理事・理事会、新年互礼会を開いた。増田友宏会長は「インバウンドは117%と増えているのに旅館・ホテルは宿泊が減ってきている地域がある。民泊に関して、違法な状態の営業が継続されるのではないかと危惧している」「関西支部連合会は今年、経営の効率化を目指す。昨年の取り組みを積み上げて、今年は成果を出す年にしたい」とあいさつした。
常任理事・理事会では、事業報告、中間収支報告、各部会事業活動報告が行われた。終了後には、劇作家で演出家の平田オリザ氏を講師に講演会が開かれた。
平田氏は「新しい広場を作る―ソフトの地産地消を目指して」と題して、アートによる地域の再生事例などを紹介した。
新年互礼会には来賓として板野公治近畿運輸局長が出席し祝辞を述べた。