全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」（事務局＝城南信用金庫）は2日、千葉県南部の食用菜の花を使ったクラフトビール「館山菜の花エール」の完成披露式を東京・羽田の同ネットワークの拠点「よい仕事おこしプラザ」で開いた＝写真。館山市の森正一市長らが出席。「菜の花のほろ苦さを生かしつつ、春を感じさせるさわやかな味に仕上がった」と試飲した出席者から好評だった。
ビールは同ネットワークと館山市の連携協定締結を記念して醸造。同市の森市長は「菜の花エールが地域に元気と活力を与え、農業や観光産業の振興、経済の発展に寄与するものと期待している」とコメント。
地元から、原料となる菜の花を提供した加藤菜園の加藤博光代表、館山信用金庫の利田秀男理事長は「地域連携や地方創生の取り組みに当菜園の菜の花が使われてうれしい」「信用金庫と館山市の連携をますます強化し、共に地域の活性化に取り組みたい」。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「地域が明るくなってこそ日本全体が元気になる。全国の仲間の皆さまと前へ進みたい」と述べた。
