日本航空(JAL)は2月14日、地域の魅力的な教育素材を発信する専用サイト「JAL修学旅行Webサイト」をオープンした。修学旅行を通じた人流の創出を目指す。
同社は、今般約10年ぶりに学習指導要領(小学校は20年度、中学校は21年度、高校は22年度)が改訂されたことを受け、専用サイトを開設。修学旅行で「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」が重視される中、地方自治体と共に「主体的・対話的な学び」につながる修学旅行の提案を行い、地域活性化を図る。
同サイトでは、(1)JALオリジナルの修学旅行用電子パンフレット(2)各地方自治体の修学旅行ウェブサイトへのリンク先(3)各地方自治体の助成金(補助金)情報―を主に掲載し、各地域での地域活性化、SDGsなどをテーマとしたさまざまな教育素材、おすすめスポットが含まれるモデルコースなどを紹介する。同社と地方自治体による学校関係者向けのオンライン説明会の案内なども順次掲載。同サイトで紹介する地域は順次案内、拡大する。サイトの閲覧は、誰でもできる。
同社は、「新学習指導要領の導入で、修学旅行の目的も改めて考え直す転換期を迎えている。環境変化に伴い、さらに積極的な情報の提供、発信が必要だと考えている」という。