「 鉄旅オブザイヤー 2019」の グランプリに「ナイトタートル~夜のトンネル探検~」が選ばれた。
北越急行ほくほく線で運行している日本一表定速度が速い(88km/h)と言われている「超快速スノーラビット」の対極としてあえてのんびりゆっくり走る(5~20 km/h )ことで、いつもとは違った沿線の風景を楽しめる旅行商品「超低速スノータートル」の夜バージョンとして誕生した「ナイトタートル」。列車の営業運転が終了した夜間に、一般の方が立ち入ることができないトンネル内の線路を約2 2㎞(美佐島駅~しんざ駅間)を歩いて探検する企画で、参加倍率は募集人数の 5 倍という人気ぶり!夜食に地元南魚沼産のコシヒカ
リの新米を使ったおにぎりが配られるなど、このために県外から訪れた参加者にとっても、大満足なツアーとなりました。
審査員からは「ほくほく線にアイデアマンあり!「超快速」スノーラビットのデビューの衝撃はまだ記憶に新しいですが、まさかの逆転発想「超低速」。レアな現役路線の深夜のトンネルウォークに参加者も大興奮だったのでは。特製グッズでヘルメットというのは史上初?!冗談みたいな発想をしっかり形にして楽しませ、確実にファンを獲得し続けるほくほく線の皆さんに拍手!」(シンガソングライター オオゼキタクさん)など非常に高い評価を集めました。
一般部門では、鉄道旅行ファンから「夢の鉄道旅行企画」を募集。「ベストアマチュア賞」は、 2020 年 4 月のデスティネーションキャンペーン開催地である群馬県を対象とし、上毛かるたにまつわる名所を 3 日で 33 枚網羅できる、前芝雄太さんの作品 『 上毛かるたから学ぶ「まだ知らない群馬の歴史」と鉄分満喫ツアー 』 が受賞し、賞金と記念品が贈られました。
全体総括として「今年はノミネートされた 5 作品以外も旅情感があるものなど、素晴らしい作品が多かった。来年は第 10 回今から期待している。」と芦原伸審査委員長のお言葉で締めくくられました。
■令和新時代!鉄道好き著名人が、「わかもの言葉」 をレクチャー?!
授賞式後は、鉄道好きで知られるダーリンハニーの吉川正洋さん、女子鉄アナウンサーの久野知美さん、ホリプロマネージャーの南田裕介さんが、新元号令和になったことを記念して「わかもの言葉」をレクチャー?!イマドキわかもの言葉を解説していたはずが 「盛る」は「モハに乗ること」、 『 タピる 』 は「竜飛海底駅に行くこと」など結局鉄道トークがさく裂し会場は笑いに包まれました。