「DMO」「文化」「経済」 日本の宿懇話会、3つの視点で研究


 旅館経営者の有志で組織する「日本の宿懇話会」(佐藤義正代表世話人=岩手県・湯守ホテル大観)は1月19日、東京の浅草ビューホテルで総会を開き、2024年度事業計画を決めた。例会を9~10月に北海道方面で開催するほか、日本の宿文化をさまざまな視点で研究する「日本の宿文化研究会」で、主に三つの視点で研究を進める。

 同研究会は委員長を務める瀧康洋氏(岐阜県・水明館)が「DMO」、副委員長を務める佐藤康氏(岩手県・湯守ホテル大観)と佐藤勘三郎氏(宮城県・伝承千年の宿佐勘)がそれぞれ「文化」「経済」の視点で主導して研究を進める。

 役員改選も行い、副代表世話人に大谷峰一氏(山口県・大谷山荘)、西村明美氏(京都府・柊家)ほか、日本の宿文化研究会の瀧委員長を新たに選任した。

 議事修了後、岩手県選出の参院議員、広瀬めぐみ氏があいさつした=写真。

 広瀬氏は岩手県盛岡市出身で当選1回。実家が旅館(小田島旅館、現ホテル小田島)を経営するなど宿泊業界と縁がある。

 
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