日本旅館協会関西支部連合会は1月28日、アートホテル大阪ベイタワー(大阪市港区)で令和2年度第3回理事会を開いた。岡本厚会長は昨年12月16日、浜野浩二本部会長らとともに菅義偉首相を訪問した際の状況を報告するとともに、Go Toトラベルキャンペーンの早期再開、ワクチン接種による事態の好転を期待するあいさつを述べた。
岡本会長は菅首相との面談について、「『1日も早くGo Toトラベルを再開し、観光業を支えたい』という温かい言葉を頂いた」と報告。
また、いち早くワクチン接種が始まったイギリスの例を挙げ、「まだロックダウン中だが、7月から10月の旅行予約が殺到していると聞く。日本も1日も早くそうなることを願う」と述べた。
総務企画、IT・キャッシュレス・生産性向上の各委員会事業を報告。委員会では旅館の魅力を発信するための大学や高校での講演、生産性向上をテーマとしたセミナーなどを開催している。
令和3年度通常総会は5月27日、アートホテル大阪ベイタワーで開催する。
理事会に続き、講演会を開催。「ローカル型産業の時代をCXDXで生き抜け! JPiXが提示する日本経済復興の道筋」と題し、日本共創プラットフォーム(JPiX)の冨山和彦社長が講演した。
岡本会長