三十三フィナンシャルグループ(FG)が、温泉地に観光客を誘致する体験型プログラムを企画・運営して地域活性化に取り組んでいる。子会社の三十三総研が、三重県内での「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」を企画・運営。参加者が一日かけて温泉地を歩き、地元の名産などを楽しむ「ガストロポイント」をいくつか経由し、最後に温泉に浸かるという企画だ。参加者同士の交流も生まれるという。
2018年に菰野町・湯の山温泉でイベントを初開催。コロナ禍で20、21年度は中止したものの、22年度は菰野町のほか、志摩市、いなべ市でも開催。延べ参加人数は1092人に上る。参加者の約10%は現地で宿泊しており、地域への波及効果も出ている。【記事提供:ニッキン】
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