インバウンド向け飲食店紹介サイトのセイバージャパンは20日、テーブルチェックの予約システムと飲食店予約で連携したと発表した。
- 急速に回復するインバウンド需要、飲食店の集客対策が課題に
日本政府観光局(JNTO)が2023年4月19日に発表した2023年3月の訪日外国人数※1(推計値)は181万7,500人で、コロナ前の2019年3月比較比65.8%の水準にまで回復しました。『SAVOR JAPAN』におけるインバウンドの飲食店予約数はすでにコロナ以前を上回る水準まで成長し、2023年3月には予約件数過去最高値を記録しています。
4月3日には、5月8日で対中国の水際対策が終了することが発表されました。インバウンドのさらなる拡大により外食ニーズもますます加速する見通しで、飲食店のインバウンド対策強化が求められています。
※1 出典:JNTO 日本政府観光局 『訪日外客数(2023年3月推計値)』
https://www.jnto.go.jp/news/20230419_monthly.pdf
- 多言語対応でスムーズな予約受付を実現、インバウンド集客強化へ
今回の取り組みにより、テーブルチェックの予約システムを利用している国内約7,000店舗の飲食店は『SAVOR JAPAN』店舗ページに予約リンクを設置し、『SAVOR JAPAN』経由の予約を取り込むことができるようになりました※2。テーブルチェックが提供する予約ページは世界最多の18言語に対応しており、日本の「食」を楽しみに『SAVOR JAPAN』を訪れる海外ユーザーは、レストラン予約時にハードルとなる言語や時差の壁を越え、スムーズな予約が可能になります。飲食店は人手を介することなくワンストップでインバウンドの集客から予約受付、顧客管理まで実現することができます。
※2 SAVOR JAPAN加盟店で、テーブルチェックの予約システムを利用している店舗が対象となります。
『SAVOR JAPAN』は今後も各種台帳やアライアンスパートナーとの連携を強化し、より利便性の高いサービスの実現と、日本の「食」を楽しみに訪れる外国人観光客にスムーズなレストラン予約を提供し、日本の観光と飲食ビジネスに貢献することを目指します。