眼下に鳴門の渦潮
第1085回よその旅館ホテル
――館名の由来は。
「鳴門公園内にあるのと、市内の他の旅館と区別するために名付けられたようです。創業は大正9年。私で4代目です」
――セールスポイントは。
「鳴門海峡と大鳴門橋の目の前にあります。全ての客室が海側にあり、これらの景色を一望できます」
――お客さんの層は。
「創業当時から観光旅館として営業してきました。今も観光のお客さまがメインです。渦潮を見に来た方や、最近は当館から車で5分ほどの大塚国際美術館目当ての方も多いです。外国人のお客さまは、コロナ前もそんなに多くありませんでした」
――料理はやはり海のものですか。
「鳴門鯛(だい)を使った会席料理をお出ししています。渦潮でもまれているだけあって、身が引き締まっておいしいですよ。刺し身や煮付けにして、オールシーズンお出ししています」
――館内設備は。
「温泉ではないのですが、海を望む展望大浴場があります。客室は無料Wi―Fiを装備しています」
――サービスで心掛けていることは。
「小さい旅館ですので、お客さまには臨機応変に対応できるよう、サービスを心掛けています」
――予約手段は。
「スポーツ大会などで旅行会社からの予約もありますが、今はほとんどインターネットになりました」
――コロナで大変な状況ですが。
「県民割などでぼちぼちですがお客さまにはお越しいただいています。早く元通りになっていただきたいですね」
――1泊2食の料金は。
「税込みで1万4300円からです」
【9室、約50人収容】
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