幻の銘酒が飲める宿
第552回よその旅館ホテル
──場所はどのへんでしょう。
「JR妙高高原駅から歩いて8分、車で2〜3分です。高台にあるので奥信濃の山々が見渡せ、景色は素晴らしいと思います」
──宿泊料は。
「1泊2食で1人1万1千円が基本です。素泊まりや日帰りコースもあり、お客さまの都合で選べるようにしています。素泊まりの場合、平日5250円で朝食は1050円でご用意します」
──お風呂は。
「南地獄谷から湧き出るかけ流し温泉で、当館の自慢です(笑)。『露天風呂から見る奥信濃の山々は格別』といってくれるお客さまもいます。人気があるのは貸し切り風呂の『懐』で、予約も多いですね。利用料金は50分で2100円です」
──妙高といえば高原野菜を思い浮かべますが。
「はい。カボチャやトウモロコシなど地元のものをあまり手を加えないで、素材そのもののおいしさを味わっていただけるよう心がけています。特に米については、契約農家から直接買い取っており、新潟産コシヒカリを100%使用しています。新米の時期ですが、『ご飯そのものがデザートになる』というお客さまもいらっしゃいます。ぜひ味わってほしいですね。売店で2800円(5キロ)で販売しています」
──新潟と言えば酒どころですが。
「幻の銘酒と言われる『雪中梅』が常時飲めるのが自慢のひとつです。市中ではなかなか手に入らないとあって、これが楽しみで来られるお客さまもいます(笑)」
「お客さまの立場に立ったサービスを心がけています。なかなか難しいですが、精一杯おもてなしをさせていただきます」
【客室20室】