
乳頭山麓に息づく七つの湯、七つの宿
十和田湖・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する七湯が「乳頭温泉郷」。各湯が独自の源泉を持つ。ブナの原生林で生まれる酸素を深呼吸で感じ、地底から湧き出る温泉にゆったりと漬かりたい。
組合加入7軒の入浴が可能な湯めぐり帖を販売中。宿泊客限定販売で価格は湯めぐり帖2500円(湯めぐりマップ1000円)。各施設のフロントで購入できる。
鶴の湯(江戸時代より続く秘湯の宿)
乳頭温泉郷最古の歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉。今なお警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」が残る
妙乃湯(渓流に佇むモダンジャパニーズ)
軒先を流れる先達川の渓流が美しくせせらぎを聞きながらの露天風呂は最高!きめこまかなサービスと雰囲気は女性に評判
黒湯温泉(源泉沸き立つ湯治の里)
温泉郷最奥にあり、江戸時代からの歴史を持つ。宿横の源泉では温泉が噴出する様子を見られる。露天風呂の他に打たせ湯が良い
蟹場温泉(深山の宿・離れの露天風呂)
付近の沢に蟹が多く住むところから命名。宿舎から50メートルほどの原生林に露天風呂があり、季節の移ろいを感じながら温泉を楽しめる
孫六温泉(守り抜く湯宿・山の薬湯)
湯治場の風情が今も残る「山の薬湯」。浴舎は宿舎から川に下りたところに離れてある。大きな女性専用の露天風呂が川側にある
大釜温泉(懐かしき木造校舎)
木造校舎を移築したユニークな宿。それだけに建物内部もノスタルジックな雰囲気が漂う。夏季は桶の足湯も設置されている
休暇村乳頭温泉郷(美しいブナ林・近代施設)
美しいブナ林に囲まれている静かな宿。近年新装され、乳頭温泉郷においては最も近代的な施設である