「料理・食事」にこだわり
プレミアムな時間を
「萩城三の丸 北門屋敷」(吉村譲社長)は、世界遺産「萩城下町」の中に位置する唯一の旅館だ。萩城内、かつて城を守る重臣たちが居を構えた萩城三の丸の毛利一門、吉敷毛利家屋敷跡にある。藩政時代からほとんど変わらない町割りと、当時の面影を色濃く残した武家屋敷群。江戸時代の息づかいをそのまま感じられる。皇室御用達でもあり、天皇皇后両陛下がご成婚後、お2人で初めてお泊まりになった旅館という。
昨年、食事会場「天樹の滝」がプレミアムダイニングとしてリニューアルした。宿の目の前にある萩の名所の一つ「天樹院」から名前を取った同施設は、滝が流れる和庭園を眺めながら、ゆったりとプレミアムな夕食時間を過ごせる。
一方を日本海、他方を山に囲まれた萩だけに、食材はバラエティに富んでいる。全国的に有名なフグ、アマダイなどの海産物や、見蘭牛、長萩和牛、むつみ豚など地元のブランド食材、「東洋美人」「獺祭(だっさい)」をはじめとした地酒を味わいたい。
▽萩城三の丸 北門屋敷は山口県萩市堀内210。TEL0838(22)7521。http://www.hokumon.co.jp/
天樹の滝