天然木の香り漂う空間
“和とモダンが織りなす華やぎの宿”「強羅花扇」(飯山和男社長)。飛騨高山で旅館を経営する花扇グループが箱根に進出、2009年にオープンした旅館だ。館内は天然木の香り漂う落ち着いた空間で、足元は素足のまま過ごせる畳敷き。心身ともにリラックスできる。
20の全客室が露天風呂付き。職人が手掛けた和の贅を凝らした特別室をはじめ、スタンダードなベッドタイプ、布団で休む和室タイプなど、五つのタイプを用意した。
客室露天風呂と広々とした大浴場、男女二つの露天風呂には源泉掛け流しの温泉が流れる。箱根では珍しい赤みを帯びた重曹泉で、とろとろと体を覆いながらも入浴後はさっぱりとした質感を与えてくれる。
料理は京都の料亭で修業した料理長による月替わりの献立。箱根の野菜、小田原の鮮魚、最高ランクの飛騨牛と、心を込めた会席料理を提供する。
▽強羅花扇は神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300の681。TEL0460(87)7715。https://www.gorahanaougi.com/
千本格子をモチーフとしたロビーの木のシャンデリア