手書きマップで観光案内
「萩城三の丸 北門屋敷」(吉村龍一朗社長)は、世界遺産「萩城下町」の中に位置する唯一の旅館だ。萩城内、かつて城を守る重臣たちが居を構えた萩城三の丸の毛利一門、吉敷毛利家屋敷跡にある。藩政時代からほとんど変わらない町割りと、当時の面影を色濃く残した武家屋敷群。江戸時代の息づかいをそのまま感じられる。
宿周辺の上級武家屋敷はもとより、萩城下町や萩城跡までも徒歩圏内と散策にも最適で、それを目的としたお客さまも多い。そのため旅館の通常の接客の他、オリジナルの手描き散策マップなど、歴史案内を含む観光案内に力を入れている。
昨年6月には、新館和洋ツイン客室8室を増築。北門屋敷らしい趣はそのままに、現代的に過ごしやすい客室に仕上がっている。35平方メートルのベッドとリビングで構成された客室は、2階は過ごしやすい基本タイプ、1階は露天風呂の付いた、ハイグレード客室となっている。
▽萩城三の丸 北門屋敷は山口県萩市堀内210。TEL0838(22)7521。
公式サイト:http://www.hokumon.co.jp/
北門屋敷表門