◎…関東支部は1都9県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野)を管轄し、全国8支部の中で最も規模が大きい。「東京2020オリンピックに向け、訪日外国人旅行客がかなり増えている。旅行業界が昔のように団体旅行では食べられない時代に、訪日インバウンドは新しい息吹だ。20年が終わった後も順調に伸ばしていかなければならない」。これまで海外駐在が長く、そこで日本へのアウトバウンド事業も数多く手掛けた。「その経験を生かして、事務局長の立場から訪日インバウンドの拡大に貢献していきたい」と意欲を語る。
◎…1959年4月30日生まれの58歳。慶應義塾大学法学部を57年に卒業し、東急観光に入社。ロサンゼルス支店などで勤務し、オリンピック開催時にはバルセロナやリオデジャネイロにも臨時駐在した。2008年から16年まではニューヨーク支店長を務める。東武トップツアーズから出向し、4月1日付で現職に。
◎…慶應義塾には幼稚舎(小学校)から入学し、高校と大学で述べ7年間、応援指導部に所属。共に主将を務めた。そのつながりで今、東京六大学の応援団出身の旅行業、運輸業、宿泊業など観光業界人の組織「観光六旗会」に属し、定期的な勉強・情報交換会に参加している。「この活動を通して、委員会の情報とはまた違った情報をJATA会員へ提供できると思う。会員をもっと増やしたいので、東京六大学の応援団出身者の方はぜひ入会してほしい」と呼び掛ける。
【聞き手・板津昌義】