5年ぶりに、取材を兼ねて海外に出かけてきました。当初、2020年5月ごろにポルトガル旅行を予定していたのですが、新型コロナウイルス出現により延期につぐ延期となり、2023年10月末にようやく実現したのです。
既にポルトガルに魅了されている友人たちからは、とにかく食事を絶賛する話を聞いていましたが、私もそれを実感する日々でした。ポルトガルの食体験は機会をみて記すとして、今回は5年ぶりの海外を体験したからこその、日本についての雑感をつづります。
ポルトガルまでは直行便がなく、私はイスタンブールでトランジットをしました。2018年に開港したその空港は等間隔にバリアフリートイレが併設され、子供を遊ばせるKIDSZONEまであり、多様性に即した空港でした。
ポルトガル第2の都市ポルトに到着し、空港から1泊目のホテルに向かうまでのタクシーの車窓から目を奪われるのは、やはり石畳と石造りの歴史的建造物です。
ポルトはカテドラルを中心とした歴史地区が世界遺産に登録されており、ドウロ川越しに眺めたオレンジ色の屋根とピンクやレモンイエローの壁面のかわいらしい家並みの景観に心弾み、目にするもの全てが遠路はるばる来訪して良かったと感じる景色ばかり。
そう、第一印象って街並み景観から受けることが多いですね。
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