
ホテレスにブースを出展
プラン一括延長が可能に
シーナッツの宿泊施設向けの予約・販売管理システム「TL―リンカーン」は、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできる。特定端末に依存せずにインターネットを通じて複数人の同時業務が可能。ホテルシステム(PMS)とのデータ連動もでき、残室・料金調整などの更新スピードも速い。対応販売先は旅行会社、ネット販売を合わせて約100社。直近では、Sabre社のCRS「SynXis(シナキシス)」との予約通知連携を開始した。
近年ではPMSとの連携にも力を入れている。連携先は69社で、このうち、PMSの画面からTL―リンカーンの残室と料金コントロールができる2ウェイ連携には14社が対応済みだ。
施設への導入実績は国内3900軒。海外(韓国)は160軒の実績がある。支持される理由は、導入後のフォロー・サポート体制の充実と、ユーザーの声を商品、サービスに反映する点にある。
TL―リンカーンに直接、室タイプや残室、プランやプラン料金の情報を登録するだけで、複数のネット販売がその情報を取得し、販売を行う「共通在庫サービス」もそうした声から誕生した。
最近では、各ネット販売先の管理画面から行っていた期間延長操作を、TL―リンカーンの画面から一括でできる「プラン一括延長機能」を追加。じゃらんnet、楽天トラベル、るるぶトラベルなど14社が対応済み。
2月開催のホテレスショーでは、「プラン一括延長機能の問い合わせが多く、かつ、好評だった」と同社。