より高い衛生基準を促進
三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区)は、運営する「ザセレスティンホテルズ」「三井
ガーデンホテルズ」「sequence(シークエンス)」の全国のホテルでウイズコロナ社会に対応した安全性を提供するため、より高い衛生基準を促進すべく「新オペレーションガイドライン」を策定した。
3密回避策としては、フロントカウンターに飛沫防止パーテーションを設置するほか、フロントカウンター前での整列目印の設置、エレベーターの少人数利用の推奨などによりソーシャルディスタンスを確保していく。自動チェックイン機やQRコードチェックインシステムの展開などでスムーズなチェックイン、チェックアウトを可能にする。
衛生対策としては、館内共用エリアや客室ドアノブ、リモコン、照明などのスイッチ類、洗面ハンドル類といった多くの人が触れる箇所の消毒・除菌対応を徹底する。抗菌効果があるとされる空間除菌脱臭機をロビーなどに設置。ロビーやレストランなど館内共用エリアや客室内には消毒液を置く。
ホテルスタッフの感染予防策では、出勤前の検温など体調管理を行う。マスクや手袋の着用や、手洗い、うがい、手指消毒の敢行も実施する。
宿泊客に対しては、ロビーやレストラン、エレベーター、送迎バスなどで3密が発生しないようホテルスタッフが声掛けを行う。各所に設置した消毒液での手指消毒、マスクの着用、チェックイン時の検温などの協力も求める。
連泊の場合には客室の清掃を控える。泊数分のタオルを用意する。
飛沫防止パーテーション