新型コロナ実証実験で99%不活性化
ナショナルトラスト東日本(仙台市)は、除菌剤「MIKI DXシリーズ」の活用を呼び掛けている。コロナ禍により、施設の出入り口での手指のアルコール消毒や次亜塩素酸水によるテーブルの拭き取り作業。これらは、日常の光景となっているが、感染者数は増減を繰り返して、いまだ終息の兆しは見えてこない。
MIKI DXシリーズは、「奈良県立医科大学の新型コロナウイルス実証実験で99%の不活化に成功したエビデンスを世界で初めて取得した製品。旅館・ホテルの衛生管理に役立ててもらえれば」と同社。
製品ラインアップは、(1)手指用の瞬間ウイルス除去水「mikixウォーター」(2)マスクやテーブル、ドアノブなどの除菌と簡易抗菌用の「mikix Pro」(3)空間をまるごと抗菌噴霧する「AT―254」の3点。
このうち「コロナウイルス不活化のエビデンスを取得しているのは、(1)と(3)で、この二つの成分原材料の元素を混合した(2)はエビデンスの取得をしていない代わりに、コストを抑制した」と話す。
mikixウォーターは天然の海の恵み風化貝殻と、風化造礁サンゴ、アロエなど植物酵素で精製された100%天然由来の安心安全な除菌水。度重なるアルコール消毒で指先が荒れることなく、デリケートな皮膚の人にも対応した。
mikix Proは、日常頻繁に触れる箇所に吹き付けることで、瞬間除菌と抗菌コーティングの両方が作用する。マスクなら約8時間、テーブル、ドアノブなどの場合、約14日間持続する。無害無臭なため、子どもやペットがいる環境でも使用できる。少量の携帯タイプもあり、持ち歩くのはもちろん、ノベルティとしても活用できる。
mikixウォーター30ミリリットルが380円、mikix Proは20ミリリットルで1870円。
mikix Proミニタイプ(左)とmikixウォーターミニタイプ
▷コロナウイルス対策にナショナルトラスト東日本の空気触媒で抗菌除菌