トラベルズー・ジャパンは3月8日、運営するオンライン旅行メディア「トラベルズー」で旅行好きを中心としたメンバーに実施した「ひとり旅」に関する意識調査の結果を発表した。ひとり旅の目的は、「寺社仏閣・世界遺産巡り」が37.8%で1位。2位は「温泉」35.7%だった。
3位は「グルメ」34.3%となり、4位には31.1%で「1人の時間を確保するため」が入った。
年代別では、40代、60代、70歳以上の1位が「寺社仏閣・世界遺産巡り」であったのに対し、29歳までと50代は「温泉」、30代では「グルメ」が1位となった。
目的の2位に「温泉」がランクインした一方、ひとり旅で利用した宿泊施設の種類を見ると、「旅館」は31.6%で3位にとどまっている。1位は80.5%を占めた「シティホテル・ビジネスホテル」だった。2位は「リゾートホテル」42.0%だが、1位との間には大きな差がある。
ひとり旅経験者の8割はシティホテルやビジネスホテルを利用しており、温泉旅館に泊まるのではなく、1人1室利用のできるホテルを滞在先とし、立ち寄りで温泉を楽しんでいるようだ。
今後のひとり旅では何を目的にしたいかたずねると、1位は「温泉」で55.2%。2位は「寺社仏閣・世界遺産巡り」47.8%、3位には「グルメ」44.5%が入った。
行きたいエリアは1位が「海外」45.0%、2位「北海道」35.4%、3位「沖縄県」33.5%だった。
調査はトラベルズー・ジャパン会員を対象として2月19~23日にインターネットで実施。有効回答数は1639人。