【データ】「アパートメントホテル / 民泊の宿泊者属性調査結果(7月)」


 matsuri technologiesは8月2日、「アパートメントホテル / 民泊の宿泊者属性調査結果(7月)」を発表した。

ソフトウェア主軸で、空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を展開するmatsuri technologies株式会社(本社:東京都新宿区)は、2023年4月1日以降の宿泊予約データを分析し、結果を公開します。

■調査結果

2022年10月より毎月、訪日客(インバウンド)は増加傾向にあり、7月の調査結果では、先月に引き続き、日本人観光客数が2位となりました。

私達は、日本全国で、アパートメントホテルや住宅宿泊事業の物件の運営を行っています。訪日客の回復の状況を少しでも多くの方に知っていただきたく、調査結果を公開致します。

・国別

 私たちの施設に宿泊されたお客様を対象に国別(※1)の割合を集計しました。

国別の順位は、1位からアメリカ、日本、オーストラリア、台湾となっております。先月のデータと比較すると、7位だった台湾が4位と順位を上げています。

宿泊数を見ても、日本は前月に比べて1.5倍ほどに増加しており、国内の旅行需要の増加と共に民泊を宿泊先として選択する方が増えていると考えられます。

割合こそ低いものの、中国からの観光客も前月比1.5倍ほどになっており、今後の動きに更に期待が高まります。

また、日本政府観光局が発表した資料によると、”米国や豪州等において 2019 年同月比を超える回復を⾒せた”と発表しています。

一方で、”国際線定期便に関しては、2023 年夏ダイヤ時点でコロナ禍前の約6 割まで運航便数が回復”のため、ダイヤ増加につれて今後も外国人観光客数が増加していくことが予測できます。

(出典:https://www.jnto.go.jp/statistics/data/20230719_monthly.pdf )

・平均滞在日数

 2023年初めから5月にかけては平均宿泊日数は減少傾向にあったものの、一度6月に上昇し、再度減少傾向にあります。滞在日数の減少は旅行者の活発な動きを示しており、夏にかけて更に活発になることが予測されます。


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