エクスペディアは6月30日、「旅のパートナー」に関する国際比較調査の結果を発表した。
日本人は休暇を取ることで「毎日の料理から解放されたい」と思う割合が一番高い! |
調査によると、「休暇を取ることで、解放されたら最も嬉しいことは何か」という問いに対し、日本人は「家で料理をすること」(46%)、「食事の片付けをすること」(45%)、「洗濯をすること」(33%)という回答が上位に入り、日々の家事から解放されたいと強く感じていることが明らかになりました。特に「家で料理をすること」については、日本が調査地域の中で最も高い割合※1になっています。
一方、70%ものフランス人が「毎日同じ道を歩くこと」から解放されたいと思っているなか、日本人はわずか9%と最も低い割合です。また、38%のイタリア人は「毎日同じ人と会うこと」に関してストレスと感じていますが、日本人は9%と特別不満を持っていないようです。
これらの結果から、日本人は休暇を通して毎日の家事から解放されることを楽しみにし、フランス人やイタリア人は日常の風景を変えることを求めているという、各国ごとの違いが明らかになりました。
※1 実際の数値は、日本:46%、オーストラリア:45.8%となります。
74%のメキシコ人が友人や家族とのハグを恋しく思う中、日本人はわずか15%と大きな差が! |
「コロナ禍で最も恋しいことは」という質問で「友人や家族とのハグ」と回答した人の傾向が、アジアと他の地域とで大きな差があることが分かりました。
74%のメキシコ人がハグを恋しいと回答した一方、日本人はアジアの地域の中で最も低く、わずか15%という結果でした。
これは、アジアのほとんどの場所で挨拶のときなどにハグをしないという文化的な背景が反映されていますが、他のアジアの地域と比較しても日本は最も割合が低いようです。
多くの日本人は「旅のヒントを見つけること」を楽しみにしている! |
先日発表したプレスリリース※2で、日本人はコロナ禍に「制限なく旅行をすること」を最も恋しいと感じており、次の旅行を楽しみにしていることが明らかになりました。そして「次の旅行を予約する中で最も楽しみにしていることは何か」という質問で、日本人は「次の旅のヒントを見つけること」という回答が33%で、他の地域と比較しても最も高い割合※3になっています。
日本では、相次ぐ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により旅行をすることが難しい状況が続いていますが、この結果からも、日本人が次の旅行を楽しみにして、旅へのヒントを探していることが分かります。
※2 2021年6月3日配信「旅のパートナー」に関する調査リリース第1弾:日本人はコロナ後の旅行を楽しみにする一方で、「旅行予約にストレスを感じる割合」が世界で上位
※3 実際の数値は、日本:33.4%、メキシコ:32.8%となります。
新しいエクスペディアは「旅のヒントを見つけること」をサポートします |
エクスペディアは「旅のパートナー」として、旅のあらゆる段階で旅行者を手助けすることを目指しています。今回の調査を通して、多くの日本人がまた旅行をしたいと強く思っていることが明らかになりました。旅行者が旅のヒントを得て、計画を立てやすくなるよう、エクスペディアの新機能を紹介します。
●「目的地周辺の現地ツアー」を提案
旅先で多くの発見や体験ができるよう、宿の詳細ページに宿泊施設周辺で人気の現地ツアーを表示します。これらの現地ツアーは予約後や旅行中でも利用可能で、旅行を最大限楽しむ方法を簡単に見つけられるようサポートします。
●「おすすめパッケージプラン」の導入
事前に「航空券+宿泊施設+現地ツアー」を組み合わせた新たなパッケージ商品を導入します。何千もの選択肢の中から選ぶストレスを軽減しつつ、旅行プランの追加や削除などのカスタマイズも簡単にできるようになります。
●「キーププランニング」機能を使った旅行計画のサポート
エクスペディアのモバイルアプリでは、前回の検索や予約を中断したところから引き続き旅行計画を再開できるようになる「キーププランニング」機能を搭載予定です。この旅行計画履歴により、旅行者が旅を簡単に組み立てられるようサポートします。
- アンケート概要
■サンプル数: 計15,000名/12地域
■調査対象:日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港特別行政区、イタリア、メキシコ、ニュージーランド、シンガポール、アメリカ、イギリス
■調査期間: 2021年4月1日~4月16日
■調査方法: インターネットリサーチ
■調査会社:onepoll.
※ 本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます。
※ 同率で順位が異なる場合は、実数の差によります。